第2話
前回からの続きです。
転職して入った会社が株式会社ベンチャー・リンクという会社です。当時は東証一部上場のコンサルティング会社でした。
将来は会社の経営をし、色々な事業をやりながら、最後は人生に彩を与える介護の事業にも取り組もうということを考えていました。
そのためにも、まずは自分に力を付けなくてはいけないと考えていました。
実は前職を退職前には中小企業診断士の資格をとろうと、
週末は資格取得の学校に1年間通っていました。
ここでは、銀行マンや公庫の方、中小企業の創業社長さんやコンサルタント、いろいろな方とクラスメートになり、刺激をいただき、とても勉強になる楽しい1年間でした。その中で、色々な方々の経験をうかがっている中でやはり実務をしっかりと知ることの重要性を考えるようになりました。そこで色々な経営のケーススタディを学べるコンサルティング会社に転職しようと考え、この会社に入社をしています。
入社してからはまた前職とは違ういろいろな学びがありました。
当時の会社のトップは、「社員は毎月400時間働いている」ということを
公言されていましたが、実際にそれ以上に自分自身働いていました。本当に周囲もみんなよく働き、前向きで、根性がありました。不夜城といわれる社内で、何度も泊りがけで資料を作ったりしたこともいい思い出です。また、多くの会社に訪問をさせていただき、毎日いろいろな業種の社長さんと面談をさせていただきました。今でもいい経験となっています。
色々なビジネスの素地を学び、会社の理念の大切さを学び、気合を学び、組織作りも学び、最終的には俯瞰的にものを見ること、人と人のコミュニケーションの大切さをかみしめることとなり、次の挑戦となりました。
当時の仲間は様々なところで活躍をしています。今でも会う当時の仲間たちは目をキラキラ輝かせ、取り組んでいる事業について成功も失敗も語ってくれます。もっともっと自分も頑張らないといけないという大きな刺激をもらっています。
そしてこの会社を2009年10月に創業します。
次回は創業から今までの想いについて記載をしていきたいと思います。